Alfred の Google Suggest を強化する

Alfred の Google Suggest を強化する

Clock Icon2017.06.22

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

Alfred Workflows

Alfred の Workflows を触ってみたところ、色々とできることがわかったので備忘録的に記します。
今回作成した Workflow は以下のような動きになります。

update_google_suggest_1

通常の Google Suggest Workflow に以下を追加しました。

  • ホットキーの割り当て
  • command + return で再帰処理

順に解説していきます。

下準備

まずは Google Suggest の Workflow を作成します。
これは Alfred Powerpack を購入していればすぐに利用することができます。

2 3

これで Alfred を起動し、g <キーワード> と入力すると Google Suggest が実行され、return 押下でその検索結果がウェブブラウザで表示されます。

4

デフォルトでは Google Suggest の候補が日本語に最適化されていないため、必要であれば以下の記事を参考に日本語モードにしてください。

Alfred の Google Suggest を日本語モードにする | Developers.IO

ホットキーの割り当て

作成した Workflow にホットキーを割り当てます。

1.右クリックから Triggers -> Hotkey を選択します。

5

2.任意のコマンドを指定します。私は control + command + space としています。

6

3.作成した HotkeyScript Filter に接続します。

7

これで完了です。
この状態でホットキーを入力すると、すぐに Alfred の Google Suggest Workflow が起動します。
この時、g (スペース) のプレフィックスは不要です。

External の設定

Alfred には外部からの呼び出し(主に AppleScript)に応答するための External Triggers という機能が存在します。
スクリプトの再帰呼び出しを行うために、まずはこのトリガーを作成します。

1.右クリックから Triggers -> External を選択します。

8

2.identifier を指定します。googlesuggest とでもしておきましょう。

9

3.作成した ExternalScript Filter に接続します。

10

これで入り口の作成は完了です。
次にこの External を呼び出す側を作成します。

4.右クリックから Outputs -> Call External Trigger を選択します。

11

5.Trigger ID に先ほど作成した External の identifier である googlesuggest を指定します。

12

6.作成した Call ExternalScript Filter と接続します。

13

7.6で接続された線を右クリックし、Configure Connection... を選択します。

14

8.Action Modifier をクリックします。

15

9.cmd を選択します。その他の修飾キーを選ぶことも可能です。

16

10.以下のような形になれば設定完了です。

17

これで Google Suggest Workflow 実行時に command + return で再帰処理がかかるようになりました。
検索ワードを絞り込みたいときに利用することができます。

さいごに

Alfred の Workflows は拡張性が高く、様々なことができるということがわかりました。
日々の仕事で発生するルーチンワークは Alfred で改善してみてはいかがでしょうか。

リンク

ミレニアム・ファルコン製作日記 #74

74 号 表紙

mfd_74_1

パーツ

mfd_74_2

mfd_74_3

mfd_74_4

成果

mfd_74_5

今回の作業は以下の 1 つでした。

  • マンディブルを組み立てる

前回の続きで、右舷マンディブル下部を完成させました。
珍しく作業量の少ない回で、使用したものはプレート 1 つとタッピングビス 5 本。
3 分で終了です。

スター・ウォーズの GIF 画像

GIPHY というサイトでスター・ウォーズ公式の GIF 画像が大量に公開されています。
私は最近 GitHub の LGTM 用画像として活用しています。
みなさんもお気に入りの画像を探してみてください。

Star Wars GIFs | GIPHY

それではまた次回。

May the Force be with you!

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.